2026.02.03 Tue

「MADKID ONE MAN LIVE -BREAKNECK AXCELERATION- [NIGHT]」Zepp Shinjuku ライブレポート

「MADKID ONE MAN LIVE -BREAKNECK AXCELERATION- [NIGHT]」Zepp Shinjuku ライブレポート

2025年12月30日、MADKIDワンマンライブ
「MADKID ONE MAN LIVE -BREAKNECK AXCELERATION- [NIGHT]」がZepp Shinjukuで開催された。

MADKIDは2014年に結成された、2ラッパー3ボーカルで編成される5人組ダンスボーカルグループ。

オープニング映像が流れ、暗転した会場に突き刺さるYOU-TAのシャウト。
「Zepp Shinjuku、準備できてるかー? 全力でかかってこい」
その一言で空気が一変し、「Mad Pulse」から一気に爆発。
拳が上がり、声が飛び、フロアは初っ端からフルスロットルだ。

この夜、サポートとして参加したのは流田Project。
分厚く歪んだバンドサウンドが加わることで、
MADKIDの”ダンスロック”というジャンルの楽曲はさらに激しさを増し、煽りとシャウトが止まらない。

「Never going back」「REBOOT」と、休む間もなく畳みかける序盤。
「Mirage」「Resolution」では語るよりも叫ぶ、ぶつけるという姿勢がはっきり示されていた。

コールアンドレスポンスから始まり、観客と一体になって楽しむ“綱引きダンス”が印象的な「Get Started」、そして「Gold Medal」と続き、会場の一体感はここで一気に作られた。
「ふたつのことば」では楽曲の持つ感情をまっすぐに届け、
「グッバイ・ティーンエイジャー」「konayuki」はダンスで魅せる。

表現の方向性は違えど、すべての楽曲が“前へ出る”エネルギーを持ち、フロアの熱量は落ちる気配を見せない。

「FLY」「No border」では、ステージと客席の境界が完全に消え、声と拳が同時に突き上がる。
“ライブハウスで鳴らすMADKID”の強さが、これ以上なく可視化された瞬間だった。

流田Projectによるセッション&メンバー紹介では、サポートの枠を超えた信頼関係がはっきりと伝わる。
続く「来・来・来」では、再び会場が跳ね上がり、夜公演ならではの荒々しさが前面に出る。

流田ProjectとのMCでは、
「MADKIDメンバー全員かっこよくて、ついていこうと思ってる」
そんな言葉が飛び出すほど、ステージ上の熱は本物だった。

そして次に演奏されたのは「Butter-Fly」。
誰もが知るテレビアニメ「デジモンアドベンチャー」の楽曲を、重厚サウンドでねじ伏せ、会場のボルテージはさらに加速していく。

終盤は「Bring Back」「Fight It Out」と完全バトルモード。

最後の楽曲前のMCではリーダーYOU-TAがMADKIDのファンAXCEL(アクセル)に向けてこう語った。
「今年11年目、2020年から自分たちで会社作り、前だけ見て進んできました。
夢である日本武道館に向けて、大きな一歩が踏み出せたと思っています。
みんなのことを置いていかない。俺たちはずっとステージに立ち続けます。」

本編ラストは「RISE」
フロアとの一体感が最高潮になるパフォーマンスで、本編を締め括った。

アンコールではグッズのフーディを着用して登場し、
「One Room Adventure」「DROPOUT HEROES」を披露。

最後のMCではメンバー1人1人が言葉を寄せる。

LINは
「オレたちもバカじゃないです、12月30日という世の中的に見ても難しい日程にも関わらず、会場に来てくれて僕たちと遊んでくれてありがとう」と率直な感謝を伝える。

SHINは
「改めてMADKIDに入ってよかった。このメンバーがMADKIDでよかったと思っています。
流田Projectの皆さんに出会えたことも幸せだし、AXCELに出会えたことも幸せ。
自分のこの人生、本当に幸せだなと思いました。」と今の想いを噛み締めるように語った。

KAZUKIは
「Zeppというステージに立てたことが本当に嬉しいです。
11年前の自分は若かったし、すぐZeppに立てると思っていました。でもそんな簡単なことじゃなくて、気づいたら11年経っていました。
でも、今日だったからこそ、この場所に立つ意味があったんだと思います」
と、これまでの歩みを振り返る。

YUKIは、
「コロナをはじめ、いろんな環境が変化していく中で、今日が自分の人生のターニングポイントだと感じています。
ここからも一緒に成長していって、これからも一緒に楽しい思い出を作っていけたら嬉しいです」
と、未来に向けた言葉を届けた。

YOU-TAは少し目頭を熱くしながら、
「俺たちにしか歩めない道だなと思ってます。RISEという楽曲からダンスロックというジャンルに舵を切って、俺たちにしか進めない、唯一の道。
ここからまだまだ進んでいきます」と改めて覚悟を語った。

そして最後は『メンバーに向けて書いた手紙』をテーマにした楽曲「We Go」。
スクリーンにはリリックビデオが映し出され、これまでの歩みとこれからの覚悟を新たにし、ライブの幕を下ろした。

【MADKID】
2ラッパー3ボーカルで構成される5人組ダンスボーカルグループ。
2014年結成、2018年メジャーデビュー。
TVアニメ「盾の勇者の成り上がり」シリーズをはじめ、多数のアニメ主題歌を担当。
2025年1月〜2月にはアメリカ、カナダ、メキシコの11都市でツアーを開催するなど、グローバルに活躍する。
現在放送中のTVアニメ「DIGIMON BEATBREAK」オープニングテーマ「Mad Pulse」が好評発売中。
5月13日には渋谷クラブクアトロで主催ライブ「Future Notes Fes SPECIAL」を開催する。

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