2026.01.21 Wed
BOYS AND MEN 15周年ツアー第二章【ボイメン高校15年生‼︎イきがって メンチ切るぜ ン〜〜〜夜露四苦!!!】KT Zepp Yokohama
【卒業アルバム】をめくるように進む夜、進化し続ける“今”を刻んだ。
15周年という節目。彼らは変化を恐れず前へ進むことと、積み上げてきた歴史を大切にすること、その両方を抱えてステージに立っていた。
KT Zepp Yokohamaに集まったオーディエンスはこの夜、【卒業アルバム】を開くように、BOYS AND MENの“これまで”と“今”を行き来する時間を共有することになる。

最新曲『Mr.メ~ン』から始まる“現在地”
ライブは最新曲『Mr.メ~ン』で幕を開けた。
Music Video衣装で登場したメンバーは、M1から会場を一気に引き込む。
辻本達規の「行くぜー横浜ー!!」その一声で、空気が跳ね上がった。
続く『ぶっちぎりRUNNER!!』。鋭く、勢いのあるサウンドが会場を押し切る。
『ヴーカ・ヴーカ〜恋の筋肉〜』『炎天下奪取』と続き、 序盤4曲は、挨拶代わりにBOYS AND MENを全力でぶつけてくるような流れだった。




─“卒業アルバム”の扉が開く
一度メンバーがステージを後にし、再びオープニング映像から始まるという、印象的な演出。
その映像には、過去のメンバーの写真が映し出される。
客席からは自然と歓声が上がった。
これは、ただの15周年ライブではない。
“卒業アルバム”をめくるように、BOYS AND MENの歴史と、“今”を重ねていくライブの始まりだった。
寸劇パートで“男子校”がよみがえる

ステージは一転、学ラン姿での寸劇パートへと突入する。

忍者紛争のダンサーが駆け、ヤンキー体操や小テスト企画など、ステージでは、本気でふざける大人たちが笑っている。
この空気こそが、BOYS AND MENが15年間守り続けてきたものだ。
「くだらないのに、なぜか胸があたたかい」
彼らがこの15年間、男子校の延長線上を本気で走り続けてきた証だった。



ソロ曲が浮かび上がる“今の個性の違い”
ソロコーナーでは、同じ15年を背負ってきたメンバーそれぞれの“違い”がはっきりする。
本田剛文はピンク衣装で登場し、ポップで愛嬌のあるスター性を前面に押し出す。


田村侑久は全身“星”というトリッキーな衣装。
「15年やってても、このキーが出ない」と笑いながら、田村にしかできない境地を全身で表現。

吉原雅斗は黒眼鏡に傘という、楽曲イメージに寄り添った装いで登場し、技術ではなく“歌そのものの深さ”で勝負をかける。


そして続く、「ヤンファイソーレ」は、もともと内部ユニット・YanKee5の楽曲。
今回は途中から本田・吉原・平松が加わり、5人編成へと変化する。

そのまま「READY×READY!」へ繋がる流れは、
BOYS AND MENらしい“いい意味でのぐちゃぐちゃさ”を生み出していた。

「今日もバカだねー」
そう笑える余裕が、このグループの強さだ。
この柔軟さと強度こそが、15年続いてきた理由でもある。

そして、まっすぐな言葉、そして加速する後半戦
「あなたに出逢えたこと」では、
いつも、ありがとう。これからも、よろしくね。
その想いが、楽曲を通してまっすぐに届けられた。
ふざけて、騒いで、全力で駆け抜けてきた流れの先にあるからこそ、この一曲は観客に深く胸に届いていた。
そして空気は一気に切り替わる。
「バリバリ☆ヤンキーロード」「Wanna be!」「DESEO」「夢chu☆毒」「常夏オーライ!!!」
BOYS AND MENの熱量と遊び心を凝縮した楽曲を、メドレー形式で一気に畳みかける。

立ち止まらず、さらに前へ。
15周年を迎えてもなお、進み続ける覚悟がはっきりと示されていた。

辻本・平松、それぞれのソロで“個”が立つ
メドレーで会場の熱量を引き上げたあと、ステージは再び“個”にフォーカスする。
辻本達規は体操服姿で登場。
軽やかなユーモアと抜け感で、空気を一瞬にして自分の色へと塗り替えていく。

一方、平松賢人は黒のスパンコールが印象的な「メラメラ」の衣装。
視線を奪う存在感で、ステージを鋭く引き締める。

同じステージ、同じ15周年という時間を共有しながら、
ここまで異なる表現を成立させられること。
それ自体が、BOYS AND MENというグループの深さを物語っていた。
本編ラスト、言葉で刻む“現在地”
「粋やがれ」では、メンバーが白い学ラン姿で客席から登場。
ステージと客席の境界を越え、
この夜を“同じ時間を共有する場”へと変えていく。

そして迎えた、本編ラストのMC。
平松は、
それぞれの活動が増え、全員で集まる機会が限られている現状に触れながらも、
一人ひとりの武器が少しずつパワーアップしていることを語る。
「僕のライバルは、ボイメンです」
グループを客観視しながらも、その可能性を信じているからこそ出てくる言葉だった。

辻本は、
関東でライブを行う機会が多くない中でのZeppツアーへの喜びを語り、
集まる頻度が少なくなっても、集合した時に生まれる“化学変化”の強さを強調する。
「バカをやる年齢じゃなくなっても、バカをやっていたい」
BOYS AND MENの本質を端的に言い表す言葉だった。

吉原は、
“バランス”という言葉を用いながら、バカをやることも、魅せることも、どちらも自分たちの武器だと語る。ふざけるだけでも、真面目すぎるわけでもない。
その中間にある感覚こそが、今のBOYS AND MENを支えている。
田村は、
「僕の15周年の集大成は“星”」と短く言い切った。
“星だけは衣装合わせがありました”と笑いを誘いながらも、
これまで積み重ねてきた時間と、これから描く未来を感じさせるMCだった。
さらに本田は、
今回のライブの軸となった「卒業アルバムを見返すようなライブ」というコンセプトに触れる。
誰と一緒に見ても、どの時間から振り返っても、それぞれのページが意味を持つ。
そんな【卒業アルバム】を作れたことへの感謝を伝えた。

“ぶち上げ楽曲”で締めくくる本編のラストは、観客とのコール&レスポンス。
「横浜の海に響かせろ!」の掛け声から、「帆を上げろ!」を力強く響かせる。
振り返りと更新を繰り返してきたこの夜を、前を向くエネルギーで締めくくる。


その選択に、BOYS AND MENの“まだ終わらない物語”がはっきりと刻まれていた
アンコールは再び“Mr.メ〜ン”で最後のページを刻む
アンコールはメンバーカラーのTシャツで再登場。
今回のライブ最初の曲「Mr.メ〜ン」でスタート。

そして、名古屋ファイナルに向けた意気込みを伝え、最後に会場に来てくれた皆さんと1つになる楽曲改めて俺たちの気持ちを受け取ってください。
「One For All, All For One〜夢は叶えるもの〜」
「YAMATO☆Dancing」で締めくくる。

BOYS AND MENの15周年を祝うというより、 「まだ終わらない。むしろ、ここからだ」そう感じさせる時間だった。 【卒業アルバム】をめくるように、 これまでと今を確かめながら、そして次のページへ進んでいく。
BOYS AND MENは、これからも変わり続けながら、歩みを止めない。
次のページが開かれる瞬間を、また一緒に見届けたくなるそんな魅力を持ったライブだった。


【BOYS AND MEN】
2010年に結成された東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたエンターテイメント集団。
現在、東海エリアを中心にテレビ・ラジオのレギュラーを多数持ち幅広く活動、
歌・ダンス・芝居だけでなくミュージカルなどもこなす。
2016年「第58回輝く!日本レコード大賞新人賞」を受賞。
ソロとしてもドラマ、映画、バラエティー番組出演など様々な分野で活躍中。
2017年日本武道館にて単独ライブ
2019年1月14日にナゴヤドーム単独ライブを開催。
《受賞歴》
・2016 Asia Artist Awards:ライジングスター賞(2016年)
・第58回日本レコード大賞:新人賞(2016年)
・第31回日本ゴールドディスク賞「BEST 5 NEW ARTISTS」(2017年)